昨年読んで大好きになった「ツバキ文具店」の続編。
今回も心がホッコリするお話がいくつか。
前作同様、祖母から引き継いだ「代書屋」として、誰かの代わりに手紙を書くことで人と人をつなげ、様々な出会いを大切にしている。
前作では人との出会いを通じて主人公鳩子が成長していく姿が優しい目線で描かれていたが、
今作では、前作で出会った男性と結婚し、一児の母となり、妻として母として迷いながら葛藤しながら、人として成長していくだけではなく、幸せな家族を作ろうと日々努力を重ねる姿も見られる。
静かで優しい空気が流れるひと時。読み手をこれ程に心穏やかにさせる作品とはめったに出会えない。読み終えるのが残念になるくらい(笑)
続々編、ひそかに期待しています(^^)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月8日
- 読了日 : 2018年9月15日
- 本棚登録日 : 2018年9月15日
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