殉愛 (もえぎ文庫)

著者 :
  • 学研プラス (2011年11月15日発売)
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本棚登録 : 70
感想 : 9
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1998年雑誌掲載の2編収録。どちらも、今のBLではNGになりそうな世界。2編とも鬱展開であり、重い余韻の残るエンドですが、こういったお話も好きです。たまに読むならば、という条件付きで(笑)『殉愛』…20歳も年下の男に溺れていくオヤジが、切なくもあり哀れでもあった。純愛ゆえの殉愛だったかと。『メビウスの環』…捩れて閉じた環を巡る攻と受、究極の執着が産んだ結末といった印象。両作品ともに読後感は重いけれど、どちらの話も愛に殉じているので、バッドエンドではないとも思える。読み応えもあり、満足でした!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 綺月陣
感想投稿日 : 2011年11月30日
読了日 : 2011年11月30日
本棚登録日 : 2011年11月30日

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