週刊ブックレビュー(5/15)佐高信さんがお薦めの一冊で紹介したものです。
私にとって題名からして難しかったのですが、内容は高校生レベルに落として下さったということで、わかりやすいものです。
アフガニスタンときくと、戦争や干ばつがあって、怖くて不衛生なところ、そして怖いイスラム教徒がいるところというイメージです。
TVで流れてもろくに見ませんでした。
今回、ここにハンセン病治療のためにきて、用水路を作るなどして
25年間この地で活動する中村哲さんを初めて知りました。
いかに中近東やそれに関わる国々について、知ろうともしないで偏見を持っていたかということを実感しました。
私には彼のような活動はできそうもないけど、この本を読んだことで何かに生かせればいいなと思いました。
本書より
>日本がアメリカにしたがって、「対テロ」戦争参加のための名目として、集団自衛権などと、憲法を骨抜きにしようとするぎりぎりの時点で、中村医師は
武力不要(無用、有害)丸腰の貢献こそという
アフガン平和復興のモデルを一つ作り上げた。
「いのちの水」でよみがえる「復興アフガン」である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
☆社会政治経済☆
- 感想投稿日 : 2018年2月20日
- 読了日 : 2010年10月11日
- 本棚登録日 : 2010年10月11日
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