源氏物語ものがたり (新潮新書 284)

著者 :
  • 新潮社 (2008年10月17日発売)
3.50
  • (2)
  • (4)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 8

あとがきより。

「源氏物語と紫式部の真実に迫ろうとする作業は、鎌倉時代初期の藤原定家から始まった。
時あたかも、源平動乱の最中(さなか)であった。

四辻義成は南北朝の混乱期。

一条兼良・宗祇・三条西実隆・細川幽斎は戦国乱世の時代にあって平和を渇望し、
源氏学の火を守り続けた。

江戸時代に待望の平和が到来して、北村季吟と本居宣長という二人の巨人が登場した。

源氏学から日本史を眺め直してみると、「戦争と平和」が合わさって一つのサイクルを形成していることがわかる。
戦争が起きている時代に、細いけれど絶えることなく燃やされ続けた源氏学の松明が、平和な時代に大きく燃えさかったのだった。」

源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ9人の男たちの「ものがたり」。

すっごく面白かった。
難しい言葉もあるけど、カナがたくさんふってあって、読みやすいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ☆日本史・古典☆
感想投稿日 : 2018年3月29日
読了日 : 2016年4月17日
本棚登録日 : 2016年4月17日

みんなの感想をみる

ツイートする