新書844改訂新版 日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書)

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  • 平凡社 (2017年5月15日発売)
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感想 : 8

日銀の行動が、日本中そして世界にまで多大な影響を与えるということがよくわかりました。
もし自分が日銀なら…と想像すると心臓がつぶれそうです。
現在の総裁黒田東彦さんは東大法学部卒だそうで、
さすが豊田真由子さんの先輩だと思いました。

教科書に書かれた「日本銀行の仕事」も、時代と共に変化するのだそうです。
「むかし学校で習った」という記憶だけを頼りにしていると、時代に追いつかなくなります。
まあ私の場合「むかしの記憶」はないので、頼りにするものはありませんが、
これからは興味をもっていこうと思っています。

ところで私のイメージで「経済的」というと「無駄遣いをしない」ことで、
江戸時代の改革のように「質素倹約が美徳」な気がします。

しかしこの本を読むと、最近の傾向かもしれませんが、
「日本の皆がどんどんお金を遣うのが良い」
そういうふうに安倍さんや日銀は進めているように思います。
私の解釈、あっていますか?

ただ、こういう経済情報をすばやく得て、
「金利が低いからお金を借りて大きいことしよう」
「これからインフレになるのか。その前に高額の買い物をしておこう」
と考える人がいる、たくさん?それにビックリ。

私など思考が江戸時代の人間のそれなのか?
質素に、スーパーで値引き食品を買って、それを肴に第三のビールを飲む。
時間があれば図書館の本を読む。
それで幸せ。

私のような人間ばかりでは日本はダメなのでしょう。
ただ、地味な高齢者が詐欺にひっかかって想像を絶する大量のお金を払っているところをみると、世の中には貯め込んでいる人がたくさんいるのでは?
それは「将来が不安だから。」

だから緩和政策で「金利を下げる」とか「当座預金残高量を増やす」とかより、
国民みんなが安心して暮らせる日本にするほうが大事なんじゃないかなと思います。
そしたらじゃんじゃんお金遣うようになるのでは。

たとえば、たたかれるかもしれないけど、ひとつには安楽死を認めることです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 池上・出口・佐藤
感想投稿日 : 2018年4月7日
読了日 : 2017年9月19日
本棚登録日 : 2017年9月19日

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