猫を抱いて象と泳ぐ

3.96
  • (580)
  • (576)
  • (431)
  • (74)
  • (21)
本棚登録 : 3766
レビュー : 729
著者 :
nagyさん unread   読み終わった 

気がつくと、リトル・アリョーヒンとそっと泳いでいた。

大きくなって
屋上からおりれなくなった象、
回送バスからおろせなくなったマスター。
そして狭い壁の隙間にそっといるミイラ。

大きくなることを拒んだリトル・アリョーヒンは
小さな小さなチェス盤の中で
大きな大きな世界を旅をする。

話全体自体が泳いでいる時のような、
淡く優しく包まれたような雰囲気で、
個性的なキャラクターたちと主人公のチェスを、
そっと見守る気持ちになる。

チェスとリトル・アリョーヒンから見える世界の話が
静かにしっとり流れてゆく。
こういった世界観が好きな人には非常におすすめな一冊。


久しぶりにとてもよい世界を感じました。
切なくなるけれども、何か包み込むようなやさしいおはなし。

レビュー投稿日
2009年12月13日
読了日
2009年12月12日
本棚登録日
2009年12月12日
3
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『猫を抱いて象と泳ぐ』のレビューをもっとみる

『猫を抱いて象と泳ぐ』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『猫を抱いて象と泳ぐ』にnagyさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする