海外小説とは思えないほど読みやすいのは、日本のアニメやゲームがたくさん登場するからだろう。ゲームウオッチ、ファミコン、ニンテンドースイッチ。
ロールプレイングゲームもたくさん出てくるが、私はドラクエも挫折した人間なので、なんのことか全くわからない。
でもわからなくても、丁寧な描写で問題ない。
きっと映像化、映画化されるだろうな思う読後感。
子ども時代に一緒にゲームをし、それを通じて心を通わせ、分かれた二人が、MITの学生にあり、再会する。指導教官、ルームメイトなどとの人間関係、ゲームをリリースして会社として成長していく過程。ほんとに映画のようで、光景が目に浮かぶような描写がすばらしかった。翻訳がよいのもあると思うが、著者がハバード大卒とのことで明快な英文を書いているのだろうなと思った。これは原著で読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年6月29日
- 読了日 : 2024年6月29日
- 本棚登録日 : 2024年6月29日
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