トニー・ブザン頭がよくなる本 日本語第3版

  • 東京図書 (2006年9月1日発売)
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本棚登録 : 278
感想 : 35
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マインドマップのすすめの本だと思う。P117が一番印象深かった。
ノートのとりかただが、宮口式記憶術と同じことを言っていると思う。
以降は本からの引用です。//
1.記憶とは関係ないことばを書くことで時間を無駄にしている(90%の無駄)。
2.不必要なことばを読み直すことで時間を無駄にしている(90%の無駄)。
3.キーワードをノートの中から探すのに時間を無駄にしている。キーワードに特に印をつけているわけではないため、記憶とは関係ないことばに埋もれてしまっている。
4.キーワードの間にほかのことばが入り込んで、つながりをわかりにくくしている。私たちはことばのつながりによって記憶と関係ないことばが間に入ることで、このつながりが弱くなってしまう。
5.キーワードは、間にはさまったことばによって時間的にも隔てられている。一個のキーワードを読んだあと、次のキーワードを読むまでに少なくとも数秒かかってしまう。時間がかかるほど、適切なつながりを見つけることが難しくなる。
6.キーワードとキーワードがページの上でも離れている。時間的にに離れている場合と同じように、ことばとことばの間隔が離れているほど、適切なつながりを見つけることが難しくなる。

キーワードによってノートが作られていれば、復習はずっと容易になる。時間が短くてすみ、記憶自体もより効率が高まり完全だ。キーワードのつながりが弱い場合でも、早いうちにしっかりとつないでおくことができる。
最後に、ノート上でのキーワードとキー概念のつなぎ方も重要だ。キーワードを単にリストにして羅列するのは避けなければならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年1月28日
読了日 : 2012年1月28日
本棚登録日 : 2011年11月20日

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