十勝バスの再生物語です。
十勝バスとは、北海道帯広市に本社を置くバス会社です。この会社に限ったことではないですが、地方のバス会社は経営が厳しいところが多いです。自動車の普及でバス利用者が減り、そのため減便せざるを得なくってさらに利用者が減る、という悪循環のサイクルが続いています。 多くは「公共交通機関」として行政から補助金が出ていて、それで何とか存続しているのが実態なのですが、その補助金も一定以上の利用者がいなければ打ち切られてしまします。
一応、僕も以前、ホテルや旅行という業界にいたので、バス業界とはかなりお付き合いさせていただきました。ある程度、内情は知っているつもりです。こう言ってはなんですが、札幌などのような大都市ならいざ知らず、帯広の十勝地方を中心をするバス会社が自力で再生を果たす、というのは並みの努力ではできないことだ、というのは簡単に予測がつきます。
そんな中、十勝バスは、2011年、40年ぶりに「運送収入」で前年比プラスを達成しました。それがどうして可能だったのか、その理由がストーリー仕立てで書かれています。
つづき⇒ http://amba.to/1lgjata
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス書
- 感想投稿日 : 2014年1月12日
- 読了日 : 2013年12月19日
- 本棚登録日 : 2013年12月19日
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