思想としての仏教入門

著者 :
  • トランスビュー (2006年6月3日発売)
3.67
  • (3)
  • (5)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 5
4

もともと放送大学のテキストとして書かれたもの。それを一般向けに編集しなおしている。大学講義のテキストなので入門といえば入門だけど、超初心者向けでは決してない。ある程度、事前の知識は必要です。

その前提の上で言えば、わかりやすいのに奥が深い本。
日本で仏教を学ぼうとすると、日本仏教だけ、しかも場合によっては自分が関わる宗派だけを学んでわかった気になりがちだが、本書はインドから中国、南伝仏教と仏教伝播の歴史を踏まえ、仏教の全体像を俯瞰できるようになっている。

大学のテキストということで、15章立てで分かりやすい反面、端折ってしまったり省略せざるを得なかったであろう部分もあり本格的に学ぶには不十分な面もある。しかし、一般人ならこれで十分でしょう。また、最後に「進んで仏教を学ぶ人のために」という章を設けて、書籍や学ぶ場を紹介してくれているので、本格的に学びたい人はその章を参考にすればいいと思う。

https://amzn.to/2JZwoA2

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宗教
感想投稿日 : 2019年7月21日
読了日 : 2019年7月21日
本棚登録日 : 2019年7月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする