(1974.02.05読了)(1974.01.26購入)
(「BOOK」データベースより)
私だけが母の死を信じていた。脳腫瘍を患う母を前に、医師として生き続けられる確信を持つことは無理だった。だが冷徹な眼差しは、まもなく死ぬ母への愛を不確かなものにする。母の危篤にうろたえる親族から孤立していく青年医師の心理を描いた表題作、他3編を収録。
「死化粧」「訪れ」「霙」「ダブルハート」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年3月28日
- 読了日 : 1974年2月5日
- 本棚登録日 : 1974年2月5日
みんなの感想をみる