河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1968年12月15日発売)
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「河童・或る阿呆の一生」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.12.15
215p ¥240 C0193 (2020.03.26読了)(1998.08.25購入)(1989.06.15/44刷)

【目次】
大導寺信輔の半生(1925年1月)
玄鶴山房(1927年1,2月)
蜃気楼(1927年3月)
河童(1927年3月)
或阿呆の一生(1927年10月)
歯車(1927年10月)
注解  三好行雄
解説 吉田精一

☆関連図書(既読)
「羅生門・鼻」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.07.20
「地獄変・偸盗」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.11.15
「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.11.15
「奉教人の死」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.11.15
「戯作三昧・一塊の土」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.11.15
「侏儒の言葉・西方の人」芥川龍之介著、新潮文庫、1968.11.15
「上海游記・江南游記」芥川龍之介著、講談社文芸文庫、2001.10.10
内容紹介(amazon)
自ら死を選んだ文豪が最晩年、苦悩の中で紡いだ奇跡の傑作6編。
芥川最晩年の諸作は死を覚悟し、予感しつつ書かれた病的な精神の風景画であり、芸術的完成への欲求と人を戦慄させる鬼気が漲っている。
出産、恋愛、芸術、宗教など、自らの最も痛切な問題を珍しく饒舌に語る「河童」、自己の生涯の事件と心情を印象的に綴る「或阿呆の一生」、人生の暗澹さを描いて憂鬱な気魄に満ちた「玄鶴山房」、激しい強迫観念と神経の戦慄に満ちた「歯車」など6編。
「或阿呆の一生」と「歯車」は死後の発表となった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 芥川龍之介:作家
感想投稿日 : 2020年3月24日
読了日 : 2020年3月26日
本棚登録日 : 2020年3月24日

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