(1971.10.14読了)(1971.10.06購入)
*解説目録より*
異常な嫉妬と妄執で妻ジョゼを悩まし、冷たく詮索する美貌の夫アラン。その息苦しい圧迫から逃れ、わずかの呼吸の場を情事の中に求めるジョゼ。そして最後に、傷ついた闘士のように寄りかかったまま動かない二人―。パリを背景に、孤独の魂の触れ合いや愛の葛藤をさりげない会話の中に描き出した美しい作品である。
☆関連図書(既読)
「悲しみよこんにちは」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1955.06.25
「ある微笑」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1958.05.05
「一年ののち」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1960.01.15
「ブラームスはお好き」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1961.05.10
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サガン:作家
- 感想投稿日 : 2012年1月22日
- 読了日 : 1971年10月14日
- 本棚登録日 : 1971年10月14日
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