ジェイン・オースティン『高慢と偏見』 2017年7月 (100分 de 名著)

著者 :
  • NHK出版 (2017年6月24日発売)
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「ジェイン・オースティン『高慢と偏見』」廣野由美子著、NHK出版、2017.07.01
109p ¥566 C9497 (2017.09.30読了)(2017.06.28購入)
Eテレのテキストです。
海外小説の古典的名作が時々取り上げられます。まだ読んでいないものがあれば読んでおきたいと思い、『戦争と平和』『モンテ・クリスト伯』『かもめ』『フランケンシュタイン』などを読みました。『エミール』はまだ読んでいません。
『高慢と偏見』は、読みたいと思っていたので、購入してあります。この機会に読んでみようと思います。
どういう内容の本なのかは、このテキストでよくわかります。恋愛小説のようですが、出会いからひかれあって、色んな障害を克服して結ばれた、というよくあるタイプの小説ではなさそうです。
登場人物の相関図が物語の進行に従って、四つも掲載されているので、『高慢と偏見』を読む際に参照したいと思います。
ジェイン・オースティンは、1775年12月16日に生まれ、1817年7月18日に41歳で亡くなっています。2017年は没後200年ということです。

【目次】
【はじめに】十九世紀イギリス小説の礎
第1回 偏見はこうして生まれた
第2回 認識をゆがめるもの
第3回 恋愛のメカニズム
第4回 「虚栄心」と「誇り」のはざまで

●結婚(22頁)
19世紀の一般的な女性にとって、社会的地位と経済力を確保するには、通常、結婚という選択肢しかありませんでした。中産階級以上の女性にとって、淑女としての品位をどうにか保てる職といえば、世紀末になって教職や公務員、看護職などの地位が上がるまでは、文筆業か女家庭教師くらいでした。
●人間と人間(56頁)
この小説は、「〝王子様〟が、控えめな有徳の美女を迎えにくる」というパターンではなく、「人間と人間の対決」としての恋愛を描いています。対等な人間同士が、正面から衝突し、それを経て互いに成長し、人間として認め合うという話です。

☆関連図書(既読)
「メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』」廣野由美子著、NHK出版、2015.02.01
(2017年10月3日・記)
内容紹介(amazon)
虚栄心は乗り越えられるか
極めて狭い世界を通して普遍的な真理を表現する「純粋な小説」の最高峰、『高慢と偏見』。作中人物の情動を丹念にたどり、オースティンが物語に忍ばせたアイロニーを読み解く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 100分de名著(海外)
感想投稿日 : 2017年10月3日
読了日 : 2017年9月30日
本棚登録日 : 2017年9月30日

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