商品説明(amazon)
1973年に出版された『ことばあそびうた』から、8年の歳月を経て出版された続編が本書である。「かなかな」「みのののみ」「かえる」など、軽快でおもしろい「ことばあそびうた」が前作と同じく15作、収められている。
かえるかえるは みちまちがえる むかえるかえるは ひっくりかえる
きのぼりがえるは きをとりかえる とのさまがえるは かえるもかえる
かあさんがえるは こがえるかかえる とうさんがえる いつかえる
このひらがなだけで書かれた「ことばあそびうた」のおもしろさは、声にだしてこそ。「ことばあそび」を覚えはじめるくらいの子どもになったなら、きっと何も言わずとも声にだして大騒ぎをするだろう。音の高さを変えて、リズムを変えて、いろいろな方法で楽しみたい。瀬川康男による絵も、谷川俊太郎の詩の世界をより深く私たちに感じ取らせてくれる。子どもだけでなく、大人も一緒になって日本語の美しい響きを楽しんでみてはいかがだろうか。(小山由絵)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書(日本)
- 感想投稿日 : 2018年2月18日
- 読了日 : 1985年2月18日
- 本棚登録日 : 1985年2月18日
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