天使とは何か キューピッド、キリスト、悪魔 (中公新書)

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本棚登録 : 132
レビュー : 10
著者 :
きゅうすさん 歴史   読み終わった 

H田さんも推してたのでゲットしてみた。初出の記載はなかったが、ちょっと新書書き下ろしとは思えないような充実した内容であった。

日本の神仏に限らず、信仰の対象というのはたやすく習合してしまうようで、ユダヤ教や異教とキリスト教、さらに人間と神の中間存在である天使はその境界もはっきりしない。ニカイア公会議以来、キリスト教正統教義の懸命の定義づけにもかかわらず、現在に至るまで、過去のコンテクストを引きずりながらも自由に飛び回る天使たち。
「神は死んだ」以後、よりいっそう自由に表現されるようになった近現在の天使像を解説した5章が個人的には一番面白かった。

レビュー投稿日
2016年4月24日
読了日
2016年4月24日
本棚登録日
2016年4月17日
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