ルネサンスの歴史(下) - 反宗教改革のイタリア (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2016年11月18日発売)
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感想 : 4
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人物中心で記述されてるので、あまり知らない宮廷人(カスティリオーネぐらいは聞いたことあるけど)の人物評が続くような中だるみはあったが、下巻も面白かった。

ルネサンスの歴史といっても、16世紀末まで(ジョルダーノ・ブルーノの火刑まで)を扱っていて、長いのである。
政治、宗教、文化、各方面からの視点に気が配られており、分かった気になれる。また、イタリアの歴史が対象であるが、宗教改革やフランス、スペインによる統治の時代ということもあり、欧州各地の記述も豊富で、ページの半分ぐらいは他国の情勢に割かれている。
特に宗教改革と反宗教改革は詳細で、ウィクリフやフス、イエズス会のロヨラにもそれぞれ章が割かれている。

自分はカトリック、メディチ家に同情的なので、教会世界が分裂し、イタリア半島がスペインの支配下に置かれるようになる下巻は、若干切ない気分で読んだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年12月17日
読了日 : 2016年12月17日
本棚登録日 : 2016年12月4日

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