これは面白かった。
朝鮮だけじゃなくて、満州、北支、シベリアまで拡大した日本系通貨圏のお話。
銀立ての正金銀行との角逐、ロマノフ王朝の大量の金貨買い入れ、預け合による支出なしでの軍費調達、終戦間際の植民地のハイパーインフレ、朝鮮戦争時の北朝鮮による大量の偽造など、しらないことばかり。
日清日露から終戦まであれだけの膨張を続けていたのだから、確かに言われてみればお金はどうなってたんだ、という話である。金融師団という言葉がしっくりきた。

2020年9月25日

読書状況 読み終わった [2020年9月25日]
カテゴリ 歴史

連載よりまとめて読んだほうが良いね。

2020年9月14日

読書状況 読み終わった [2020年9月14日]
カテゴリ マンガ

最近は数値予報に重きがおかれているので、気圧配置のパターンなど経験にもとづく予想方法を目にする機会が少なかったので、役に立った。

2020年9月12日

読書状況 読み終わった [2020年9月12日]
カテゴリ 科学

主人公が変態ぽいのはスーツきて犬の散歩してるからかな。

2020年9月1日

読書状況 読み終わった [2020年9月1日]
カテゴリ マンガ

こんなんだったっけ。もっと深みがあったような。

2020年8月25日

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カテゴリ 小説

どうも季節性の鬱病(までいかないかもしれないが)の気があったようで、春から夏にかけては頭が重くなるだの、脳が悪くて一夏田舎で静養したなどと書いている。(後者はちと羨ましい)

2020年8月10日

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カテゴリ その他

知らないことばかりなので面白く読んだ。
・ギリシャ正教を選択したので、西ヨーロッパの文明とは切り離された。
・革命期から共産党時代の迫害。
・民族分割の危機にある現状。
・ギリシャ正教は変わってきたが、ロシア正教は導入いらい古いまま(古儀式派)
現代的な諸問題への対応や哲学の練り上げができていないという批判はもっともだが、スターリン時代の迫害や共産党の圧迫下において、体制に迎合しなければ存続すら危ぶまれたことを考えると、気の毒ではある。

2020年8月19日

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カテゴリ 歴史

モダニスト。

2020年8月2日

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カテゴリ 歴史

これもって旅行に行きたい。

2020年8月2日

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カテゴリ その他

主題や心理の表現、解説的なリアリズムなどには目もくれず、線や造形性、色彩といった純粋な視覚的形態的価値にのみ着目するロンギの方法論は、ちょっと美術史に興味があるぐらいの人間にとってはショッキングですらある。

フランドルのファン・アイク兄弟は無益な現実のコピーを作る絵筆の労働者で、レオナルドは心理表現や細部を愛していただけで、綜合的な様式の統合に至ることがないから作品が完成しないのだと手厳しくこき下ろす(ラファエロはもっと粗野な心理学者!)。

彼が評価するのは、ボッティチェリ、ピエロ・デラ・フランチェスカ、カラバッジオらである。特にピエロとカラバッジオの現在の知名度は、ロンギの仕事によるところが大きいらしい。

絵画表現様式のみを見るということは、タイトルの『イタリア絵画史』にもかかわらず、独自の国民性を認めないということでもある。1914年に書かれたという時代や、また未来派を高く評価していたにもかかわらず時代の雰囲気であった国民性の称揚とは無縁で、カラバッジオ以降はイタリアに見るものはなく国外でその継承を見ている。また通史であるが、様式のみを論ずる共時的なニュアンスも強く、面白い本だ。

最近は作品の差異を論ずることは是とされていても、明確な尺度にもとづいて良し悪しをハッキリいう本はあまり見ないのでそれも小気味よかった。

2020年7月23日

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カテゴリ 歴史

内容は良い本だけど、少しは数式で説明した方がかえって分かりやすいだろうところも多々あった。

2020年6月12日

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カテゴリ 科学

自分の生まれる10数年前、60年代の雰囲気が感じられた。ちょっと自讃が過ぎる気もするが。

本書を信じなら著者は頭が切れる上にとてもピュアである。ここまで追い込んでしまうと、体制の側で物理の研究を続けることは難しく、市井の科学史家への道は自明にも思える。そういえば渡辺京二も活動家から塾講師兼歴史家コースだな。

科学(サイエンス)と技術(テクノロジー)はまったくの別物だったのが、西洋で融合を果たした直後に日本に「科学技術」として入ってきた。そのため、日本での導入は何の疑念もなくすんなりと行われ、近代化の最終便の乗り遅れずに済んだ、という図式は腑に落ちる。原子核工学の制御できなさもさすが物理のプロの説明で得心が行ったが、21世紀の現在において有効な批判の方法は見出せていないように思える。

2020年7月22日

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カテゴリ 思想

ストームに伴う気圧の変化や前線については知られていて各種のモデルが検討されたが、いかんせん、高層観測のすべがない時代にあっては盲人が象を触るような状況が続いていたようだ。
第二次世界大戦期に入ってからようやく精度のある観測が可能になり、現象とモデル・理論の整合が確認できるようになった。

最初期だけでなくかなりの間、不確かな天気の「予報」をすることは科学者のモラルとしては赦しがたいことであったのも意外。

ビヤクネスとロスビーの働きの大きさ。

2020年5月14日

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カテゴリ 科学

1巻は古代ギリシャから13世紀トマスやロジャー・ベーコンあたりまでなので、思想史に近い。
遠隔力という直感的に把握しづらい現象を前にしたとき、それをどう理解するかのかによって、その時代、その人の世界感が浮き彫りにされる。

ローマに入ってよりキリスト教中世期では、現象の原理を探ろうとすること自体が悪徳であるという倫理観が広がり、科学はほぼ完全に停滞してしまうが、より発展したイスラムとの交渉が増え、12,3世紀、アヴェロエスの注釈とともにアリストテレスの再発見があって後、自然認識の転機を迎える。特に、シチリアのフリードリヒ二世によるパトロネージュは大きな後押しになったという。
1巻最後の3章で紹介される3巨人、トマス・アクィナス、ロジャー・ベーコン、ペトロス・ペリグリヌスによって、時代の限界はあるものの、近代的な自然認識方法がある程度先取りされるが、この後また停滞の時代を迎えてしまうようだ。

磁石が鉄をひきつける性質は早くから知られていたが、北を向く指向性は船乗りの中で秘匿されていたのでいつ頃発見されたかは明確ではないが、はっきり書物に記載がみられるのは12世紀まで下るらしい。中国では10世紀に沈括が記しているが、これとは独立に発見したのでは、ということだ。

2020年5月4日

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カテゴリ 歴史

面白かった。実録探偵ものっぽい。
ヴィクトリア時代の毛鉤を再現するのに必要となる、現在では入手できない鳥の羽を博物館から盗み出し、イーベイで売りさばく。好事家の物欲と悪びれなさは世の東西や時代を問わないようで。

盗まれた標本はダーウィンと同時代のウォレスが蒐集した学術的に貴重なものだとはいっても、19世紀にニューギニアやマレー諸島を飛んでたのを片っ端から標本化したものであって、畢竟この犯罪者が盗んだのと大差ない。アングロサクソンの盗人猛々しさを思うと著者の義憤も暑苦しい。

その義憤も、アスペの鑑定で犯人が放免された判決に向けられているのか、貴重な資料が失われたことに対するものなのかよく分からないが、いかにもおせっかいなアメリカ人的だ。

2020年2月15日

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カテゴリ その他

イスマイル派の思想的展開など読んでるときはエキサイティングなんだけど、やっぱり本を閉じるとわからなくなる。
一つだけメモ。
暗殺派の頭領が若者をハシシュ中毒にしてテロリストに仕立て上げるという例の話は、19世紀のオーストリアの東洋学者ハンマー=プルクスタルが、アラビアの歴史小説『イマーム・ハーキム伝』を信じて『暗殺団史』を書き、それが大変ポピュラーになったからだという。(p315)
なんだか残念。暗殺派の話をはじめて読んだのはなんだったけ。ボルヘスだったかな。

2020年3月10日

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カテゴリ 思想

文明の十字路の要衝の地には、辺境の島国では想像もつかないような地政学的な力学が働くようである。

2019年5月31日

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カテゴリ 歴史

アフガニスタンにギリシャ語の碑文があって、それを立てたのはインド人だとか、やたらダイナミックだった。

2019年5月16日

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カテゴリ 歴史

終わってしまった。

2019年4月7日

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カテゴリ マンガ

遺稿の北方行は漱石ばりのどろどろした人間の内面が描かれていて、山月記や李陵のようなピリッとしたイメージとはだいぶ距離があって作者の幅が伺われる。夭折はいかにも残念。

2019年3月16日

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カテゴリ 小説

「かめれおん日記」と「狼疾記」が身につまされ過ぎてつらい

2019年2月27日

読書状況 読み終わった [2019年2月27日]
カテゴリ 小説

中国もののイメージが強いが、それだけではない。
「光と風と夢」をやっと読めた。
南洋庁に勤務する前からスティーブンソンには興味があったのか。

2019年2月15日

読書状況 読み終わった [2019年2月15日]
カテゴリ 小説

中島敦の南洋ものからたぐって読んだ。
横浜から国境を経ないでグアムやパラオに行けた時代があったと思うとぐっとくる。明治の時代の開拓精神よ。
南洋も植民地分割でごたごたしているが、国と国もそうだが新教と旧教の対立が太平洋の小島まで持ち込まれていて業が深い。
ところで、Amazonで買ったら共著者の八幡一郎からおそらく同じ研究室の須田への献本だった。

2019年3月18日

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カテゴリ 歴史

中島敦も朝鮮も割かれてるページは少なく、ほぼ南洋諸島の記述である。
第一次大戦後にドイツから分捕った日本の委任統治領は遠く西太平洋のマーシャル諸島まで及び、北太平洋のほとんどが南洋庁の配下にあったと思うと、隔日の感がある。
大陸の植民地分割の過程は読むことが多いが、南洋諸島のは少ないので面白く読んだ。

2019年2月12日

読書状況 読み終わった [2019年2月12日]
カテゴリ 歴史
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