近藤先生とホスピス医の小野寺先生(元外科医)との対談のほか何人かの先生に医療の問題点を指摘していただいたことや記者が取材したことを1冊の本としてまとめている。
対談では、進行がんに対して日本では思い込み治療が横行していることを問題視している。
病理医の福嶋先生は、病理医の不足を嘆いている。
里見先生は、余命の宣告と病院ランキングはナンセンスと断言。数字が一人歩きを始めることを問題にしている。
腫瘍医学の高野先生は、治療が人生の目的ではなく、がんと上手く付き合うことだと書いている。
岡田先生は、がん検診が意味がないことを指摘。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
医療・医学
- 感想投稿日 : 2015年12月9日
- 読了日 : 2015年12月4日
- 本棚登録日 : 2015年12月4日
みんなの感想をみる