武松のくだりは、驚きでした!まさか…と。
楊令は、武松の背負っているものの重さを、
そしてそれが足枷になっているという事を即座に見抜いたのか。
やっぱり楊令は、只者じゃない。
彼は自分の事を「汚れてしまった」というけれど、
それは他人の弱さ、痛みも感じられる心を持っているという事。
真の強さを持ちながらも弱さを理解するのは、簡単なようで難しい。
楊令の頭領たる資質は充分すぎるほど。
味方ですらも、まだ若い彼を前に圧倒されてしまう気持ちが分かります。
そして、心のオアシス王進先生登場!(笑)
花栄のイケメン息子・花飛麟の高慢さが、どんどんなくなっていく…
子午山は、本当の強さとは何かを教えてくれる場所ですね。癒されます。
読書状況:読み終わった
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BOOK
- 感想投稿日 : 2012年6月30日
- 読了日 : 2012年6月29日
- 本棚登録日 : 2012年6月29日
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