始めの章で脇役として登場した人物が、別の章ではその脇役だった人達の目線で描かれていて、始めの章の主人公である相原杏子がその後どうなっていたのかが、段々と判明していき、登場人物全員が、どこかでつながっているのが面白かった。読み進めていくうちに出てくる登場人物が、「あれ?あの人だっけ?」「ん?この人でてきたっけ?」などと思いながらページを戻ったりすることが多く、そこがまた面白く、かといって複雑ではないので、ミステリーだけど読みやすく、その点でも良い作品だと思った。
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- 感想投稿日 : 2019年9月25日
- 読了日 : 2019年9月14日
- 本棚登録日 : 2019年9月25日
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