あまり読んだことのないノンフィクション。
小説とはちがう惹き込まれ方で、夢中になって読みました。
最後、涙が止まらなくて、それが、何に感動したのか自分でもわからない涙で、嗚咽している自分に驚きながら、ノンフィクションてこういうことかと思ったり。
最後まで、テント村の様子やヤサが頭に映像として浮かべられなかったし、あんなにも個性豊かな住人たちなのに、どういう人だったっけとページを戻って読み返したり、わたしには決して読みやすい本ではなかったけれど、読み終えてひとしきり泣いたあと、閉じた本を手に持ち、しみじみと重みを感じるような、そんな一冊でした。
読書状況:読み終わった
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新聞の書評・紹介記事から
- 感想投稿日 : 2013年5月18日
- 読了日 : 2013年5月11日
- 本棚登録日 : 2013年5月4日
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