恋と女の日本文学

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 47
感想 : 4
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丸谷才一の著書はいつか読みたいと思い続けてきたのだが、なかなか機会に恵まれず、なぜかこの本を最初に読むことになってしまった。本当は笹まくらか女ざかりがよかった。
ともあれ、不慣れな文学史論を読んでみた。
前半の「恋と女の日本文学」は、中国の文学と比べて、日本文学はなぜにこうも恋愛が主題となるのか。後半の「女の救はれ」は女性崇拝について。
どちらも実感がなかったので、そんなものなのかなという程度の印象。日本文学の原点は天皇の恋歌であることと、本居宣長が後の日本文学の礎を築いたということが面白かった。「女の救はれ」の方は論点がどうしてもつかめずに、途中で投げ出してしまった。
まあ、源氏物語も平家物語も読んだことないので、ピンとこないのはいたしかたないか。
それにしても歴史的仮名遣いの文章はなかなかによかった。好み。パソコンで変換するときは面倒くさいだろうな。手書きだったんでしょうけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年2月26日
読了日 : 2022年2月26日
本棚登録日 : 2022年2月10日

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