色々とドンデン返しが続く巻でしたね。最初の日常編から一転、中盤からクライマックスまで息つく暇がないくらいでした。

力を持ち過ぎた主人公勢力がパワーバランスの懸念により国や世界から追われる、というのはスパロボもののお約束ですが。実にいいですねー。手に汗握る展開です。

しかし、氷室義塾は圧倒的な武力を持っているのに対して防諜関係のノウハウが無さすぎじゃないですかね。まあ、そうじゃなきゃ物語が展開しないってのは分かるのですが、それならそれで防諜関連が杜撰であるちゃんとした理由付け欲しかったところです。

とまれ、続きがこれほど気になるラノベに出会えたのは久々であることだけは確か。

2017年3月6日

読書状況 読み終わった [2017年3月6日]
カテゴリ ライトノベル

ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第4弾。

今回は、過去にあった事件で戦線を離れていた氷室義塾の重要メンバーたちの復帰にかかる部分が軸で。
そのうちの一人である七扇大和が、もう一人の主人公のように物語を進めていきます。ある意味、エイルンよりロボットモノ特有の熱血主人公していますね。
物語後半で大和が大失態を犯し、救いようがないバカかと思いましたが…その直後にネタバレとフォローがあったので安心しました。ああいう心理描写もありなんだと感心しましたよ。

エイルンとサブヒロインの葵とのやりとりを見て、セレンが嫉妬するシーンがよかったですね。そういう感情は持ち合わせていないものだと思っていたので特に驚かされました。

2016年9月4日

読書状況 読み終わった [2016年9月4日]
カテゴリ ライトノベル
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