八月の六日間

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本棚登録 : 1575
レビュー : 262
著者 :
制作 : 謡口 早苗  大武 尚貴 
なにぬねのんさん  未設定  読み終わった 

生活している間に身にまとってしまう鎧は重い。
気負いも、何かを背負っているから
かなり重いんだと思います。

山を登るって、自然の中に入らせてもらうっていうのは
きっとそんなものをそのまま持ち込むと
命にかかわることになるから、

そぎ取ってそぎ取って、
動くのに、生きるのに、
一番適正なところまでシンプルな自分になっていく。

あんな大変な思いをして、怖い思いもして
どうして山に行くのかは…山登りをしたことがない私は
やっぱり本で読んだだけではわからないのですが。

羨ましいことが3つ。

そこでひっそり咲く花や山野草が見られること。
頑張って辿りついた人だけが入れる高所の温泉に入れること。

…そして、同じ山小屋にひっそりと佇んでいる本に
また再会できること。
こんな楽しみ方もあるんですね。山って。

本を開くと清々しい風が吹いてくる
熱帯夜に読むのもいい一冊です。

主人公の持ち物の準備のくだりも楽しいです。
北村薫さん、女性の好きな食べ物(お菓子)
わかってらっしゃいますね~。

レビュー投稿日
2014年7月17日
読了日
2014年7月17日
本棚登録日
2014年5月31日
9
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