その女アレックス (文春文庫)

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本棚登録 : 7386
レビュー : 1230
制作 : 橘 明美 
なにぬねのんさん チョイ役だけどにゃんこ登場   読み終わった 

ある日路上で誘拐・監禁された女性アレックスを
警察が追っていく物語。

アレックスの立場は、見知らぬ男に突然襲われた
か弱い被害女性のはずだったのに…。
そうだったの?そんなことになってるの?
ああなっちゃったの?そこが狙いだったの?と
読者は有無を言わさず、ぐるぐると連れまわされます。

話はよく出来ていて、思ってない場所に連れていかれ
先がとても気になるのですが…。
私には重すぎたのかも知れません。
一気読みできず、ちょっと読むとグッタリして
十数ページで眠ってしまう日々が続きました。

自らの意志というより、誰かに進まされているような
後戻りが許されない暗い深い階段を下りていく感覚。
そんなアレックスの緊迫する状況と渦巻く怒りのエネルギーに、
読み手として同行することを無意識に拒否してたのかも知れません。

アレックスを追う警察側の絆。
ワケありの警部カミーユと、
カミーユを助ける周囲の者たちの組織力・人間力に
ちょっと救われた一冊です。

よく最後まで読めたものです。
でも最後まで読まないと…この物語は全く別物になってしまいますからね。

レビュー投稿日
2014年12月14日
読了日
2014年12月14日
本棚登録日
2014年10月12日
8
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