猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)

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本棚登録 : 1467
レビュー : 148
制作 : 伊藤 典夫 
naoさん 本その他   読み終わった 

カート・ヴォネガット・ジュニア。初めて読む作家。
架空の宗教と世界の終わりの話。結局世界は終わったのかははっきりしないけど。
面白い。これは一時期爆発的に流行ったというのも頷ける。荒唐無稽なようで実際荒唐無稽なんだけど、それとは裏腹に語り口は緻密で無駄がない。
あんまりあっさり話が進んでいくので、根っから読み飛ばす性質の私は何度か肝心な部分を見落として読み直してしまった。「あれ、いつのまに死んだの?!」みたいな。

誰かの作り出した想像の世界がこれだけすんなり飲み込めるのは何か不思議な感覚。じつは万人がそれぞれ勝手に膨らませる想像の世界って、並べてみたら驚くほど似てたりするんじゃないかしら。
そんなことをふと考える。

レビュー投稿日
2004年12月28日
読了日
2004年12月28日
本棚登録日
2004年12月28日
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『猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年8月30日)

「それとは裏腹に語り口は緻密」
緻密だから、カッチリした荒唐無稽になるんでしょうね。。。

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