精霊の守り人 (新潮文庫)

4.20
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本棚登録 : 8348
レビュー : 1093
著者 :
かえるさん ファンタジー   読み終わった 

2016/3/17読了。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーやスタジオジブリを想像力の立脚点としない、まっとうな一次創作であり、ハイファンタジーであり、児童文学だった。
ファンタジー耐性のない人がこの作品の世界にすんなり入り込めるとしたら、それはこの作品の想像力の立脚点がアジアの古い社会にあるからではないか。ガジェットや用語を少し変えれば、東アジアから環太平洋域のどこの民話にも翻案できそうな懐かしい普遍性がある。
加えて、設定に淫していないところも、幅広く読まれる理由となるだろう。この作品の世界の設定は、この作品の世界を描くためだけのヴァーチャルな閉じたものではなく、私たちが生きるこの現実の世界の摂理を照らすためにある。
ハイファンタジーとはそういうファンタジーだと僕は理解している。だからこの作品をハイファンタジーと評している人が多いことにも肯ける。

レビュー投稿日
2016年3月17日
読了日
2016年3月17日
本棚登録日
2016年3月14日
3
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