「コーラスライン」のバレエ版みたいな感じで楽しめました。ダンス映画好きな人は見てて楽しいと思う。
最後の発表会でのジョディたちの振り付け、かっこよかったな。Michael Jacksonやヒップホップ、R&Bで踊るバレエは斬新で見ているこっちも楽しくなった。
この作品はそういうダンスの楽しさだけじゃなく、芸事を極めることの難しさも伝えてます。
痩せるために拒食症になってしまうとか。
途中で「進歩がない」と言われ退学を促されるとか。
親の過剰な期待に押し潰されるとか。
太ってしまって舞台に立たせてもらえないとか。
技術はあるのに情熱が欠けてるとか。
夜中まで自主レッスンに明け暮れて足が血豆だらけになるとか。
優雅に見えるバレエの舞台の裏では、何人ものダンサーが役を得るために戦い、争い、限界まで練習し、身も心もボロボロになりながら、それでも毎日踊ってるってことを伝えてるとこがいい。
ダンスに興味ない人にはオススメしませんが、ダンス見るのが好きな人は是非一度ご覧ください。
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- 感想投稿日 : 2014年7月8日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年7月8日
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