私たちは子どもの頃からずっと、相手の立場に立ってとか、人の気持ちを考えてとか言われ続けてきたけれど、他人の気持ちどころか自分の気持ちに向き合ってきたことがどれほどあっただろうか。
自分の気持ちを蔑ろにして空気を読み、その場をやり過ごすことにどれほどの意味があるのか。
さびしさも後悔も自分の一部として淡々と生きる、まだ若い三葉に、これから先の道をうっすら案内してもらえた気がした。
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- 感想投稿日 : 2021年10月28日
- 読了日 : 2021年10月28日
- 本棚登録日 : 2021年10月28日
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