ノックス・マシン

2.89
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本棚登録 : 944
レビュー : 179
著者 :
制作 : 遠藤 拓人 
越智さん まじめな本   読み終わった 

数理文学解析という学問の発達により紙媒体の書物が消え行こうとしている世界で、ロナルド・ノックスの『ノックスの十戒』の秘密に迫る「ノックス・マシン」
名作と呼ばれる探偵小説に出てくる探偵の助手たちが構成する会合においてある推理作家の処遇を検討する「引き立て役倶楽部の陰謀」
あるデータ世界にとらわれた者の脱出劇「バベルの牢獄」
紙媒体の書物が消え行こうとしている世界において、電子書物が論理的な発火をはじめる「論理蒸発ーノックス・マシン2」

どれも推理小説ではなくSFですね。
いわゆるミステリ小説ではなく注意が必要。
内容はミステリマニアによるミステリマニアのためのお話で、ドマニアの方向けかと思います。
今では古典と言われている推理小説なら諳んじられるなんてレベルの方は狂喜してお読みになるのでは。
そこそこかじっている向きも楽しめないことはない。

一番ドキドキしたのは「バベルの牢獄」でした。
いろんな視点があるものだなと驚きました。
どのお話も着想が面白く、物理学には拒絶反応を起こすほどであってもわかんないところは適当に飛ばして(ぇ)受取れるところだけ受取って楽しみました。
万人向けではないと思われますが、あっと驚くお話をお探しならこれで決まりでしょう。

レビュー投稿日
2016年1月17日
読了日
2016年1月17日
本棚登録日
2015年12月6日
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