火車 (新潮文庫)

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本棚登録 : 23364
レビュー : 2351
著者 :
越智さん まじめな本   読み終わった 

公務上の負傷のため休職中の刑事本間。ある日本間の甥が相談をもちかけてくる。
婚約者が突然いなくなったー。
消えた女に興味を持った本間がじりじりとその裏にひそむ筋書きににじり寄る。
人は完全に消えることができるのか。

おもしろか・・・た・・・・。
どこにでもパックリと口を開けていそうな落とし穴。
落ちた者と落ちてない者。
落ちていない者が落ちた者より優れているわけではない。
それは覚えておいた方がよいなぁと思った。

本間刑事と同じで読んでるこちらも「なぜ彼女は消えたのか」「どうやって消えたのか」「消えるにあたって一体何をしたのか」興味を持ってしまった。
共に捜査する人、証言をくれる人々、拒む人々、たくさんの人が出てきますね。
智クンも井坂夫妻も碇サンも本多くんも郁美さんも溝口弁護士もラハイナのママさんもコーポ川口の大家さんも、今井事務機の社長もみっちゃんも、出てくる人がほんとにいそうな人たちばかりで、読み始めるとグアっと世界に入り込んでしまう。
まぁ、出てくる人々がおおむね美形であったのがちょっとなぁ・・・うぅむ。
これはまぁ、やっかみでしょうかw
あっという間に火車の世界に引きずり込んでもらいました。
薄暗いお話なんですが、登場人物が普通のいい人たちばっかりで読んでいて嫌悪感がありません。
おすすめです。

レビュー投稿日
2019年8月31日
読了日
2019年8月31日
本棚登録日
2018年10月2日
5
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