菊地成孔がララランドを貶し倒した代わりに持ち上げてた作品なので、どんなものかと観てみた。主演の演技も含め、丁寧につくってあるのは確かにわかるけど全然面白くないし興味ももてないという印象。血を洗い流すシーンまで観て観賞を休止しているが、その先は観ないまま終わりそうだ。
ジャッキーが記者に対してかます最初の一発はそれなりにそそったが、その後の彼女の振舞は「どこにでもいるおばさん」でしかなく、知ったところでなんになる?という感情が芽生える。また、尊敬される女性リーダーとしても華やかさや泥臭さという部分で新鮮味がなく、そうしたモデルにも数えられない。
没落の過程で常人にはたどり着けそうもない真に迫る気配が漂うわけでもない。淡白な映画。
夫を失った母親が己の務めを果たすため奮闘するドラマということなら、おおかみこども。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画・映像
- 感想投稿日 : 2017年11月15日
- 読了日 : 2017年11月14日
- 本棚登録日 : 2017年11月14日
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