小説の世界でもコロナが発生しており、今の日本と同じ生活習慣への変化と若者や弱者が職を失いホームレスになってしまっている状況だった。
そういう人達を操る「ターンボックス」という組織。
今回は殺人、遺体自体を無かったことにする為に実験をしていた。
その実験をするのにネットで高額バイトと称してホームレスなど職を無くした若者達が何も考えずお金の為だけに怪しい仕事をしていた。
それにより人が死んでも、自分は車を用意しただけなど自分は悪くない、殺意はないと主張している。
これはコロナが悪いのか、ターンボックスがネットに仕事を載せたのが悪いのか、何も考えず高額バイトをした人間が悪いのか、
本当に悪いのはターンボックスなのだが、何も考えずお金の為だけに仕事をする人間も悪いと感じた。
悪意のない悪意ほど怖いことはないとより一層考えさせられた。
今コロナでこういう怖い事件が起こっているかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年3月12日
- 読了日 : 2022年9月2日
- 本棚登録日 : 2022年3月6日
みんなの感想をみる