膨大な記憶の海を漂うイメージ。
それぞれの短編で、語り手が変わったり、少年の年齢が変わったりすることで、少年をとりまく世界があらゆる角度から描きだされる。
その世界は少年をとりまく小さなシカゴの一角にすぎないのに、多彩でどこまでも広がりをみせている。
特にBlue Boyは心に残る。
これを読むだけでもいい本に出逢ったなあと思った。
ぜひともお勧めしたい作品だ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年4月14日
- 読了日 : 2011年3月20日
- 本棚登録日 : 2011年2月14日
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