ムーミン谷の冬 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (1982年1月10日発売)
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本棚登録 : 288
感想 : 28
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ムーミントロールの成長物語!

ある年、ムーミントロールは冬眠するはずの時期に、目を覚ましてしまいました。
しかし、冬の世界は、ムーミントロールにとって未知の世界。
恐くなったムーミントロールはママを起こしましたが起きることはなく、一人で冬の世界を生きていかなければならなくなりました。
冬の厳しい寒さや今までに出会ったことのない生物たちにたじろぐムーミントロール。
しかし、最後にはその壁を乗越えて本当の春の素晴らしさを実感することができました。

みんなが冬眠から目覚め、その間に起こっていたことを話すムーミンがとってもたくましいです。
最後に氷が水平線の向こうまで続いていたことをムーミントロールが思い出しているシーンも、とても好きです。
また、北欧の冬の景色が目に浮かぶのも「ムーミン谷の冬」のいいところかもしれません。

今回、はじめてでてくる「おしゃまさん」が、またいいキャラなんです!
冬の世界の「ママ」なのかな?
ムーミントロールが困難にぶち当たった時、いつも傍で見守ってくれていました。

人の成長には、親の「見守り」が必要な時があるのかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学
感想投稿日 : 2012年10月2日
読了日 : 2012年10月2日
本棚登録日 : 2012年9月12日

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