お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

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著者 :
naryさん 【教養】   読み終わった 

発展する経済の5つの要素と価値主義の具現化

・ 世の中は連立方程式のようなもの(竹中平蔵)
・ 実務の中で再現できないことは本当に「理解した」とはいえない
・ 現代は生物的な欲望よりも社会的な欲望が目立ってきていて、中でも頭文字をとって3M(儲けたい・もてたい・認められたい)の3つが欲望としては特に強く、これらを満たすようなシステムは急速に発展しやすい
・ 常に状況が変化するということを参加者が知っていることが重要
・ 優位なポジションを手に入れたものはその地位を守ろうとするので新陳代謝を強制的に促す仕組みを組み込んでおく必要がある
・ 参加者が恊働の幻想を抱いている場合、システムの寿命は飛躍的に延びる
・ 「寿命」がきたら別のシステムに移動してもらう(facebookのInstagramやwhatsapp)
・ 脳は予測が難しいリスクのある不確実な環境で得た報酬により多くの快楽を感じやすい
・ テクノロジーの変化を「線」で捉えるとは、現在の社会システムがどんな課題を解決するために作られたものなのかの「原理」を正しく理解し、最新のテクノロジーはそこにどのような変化を起こすのかを1つの「現象」として理解することを意味します
・ 10年以内に誰でも安価に自律分散の仕組みを構築できるようになる
・ お金そのものには価値がなくなっていき、むしろどのように経済圏をつくってまわしていくかというノウハウこそが重要な時代に変わっていくと考えています
・ 統計上の数字では間違いなく多くの人がなじみのある消費経済ではなく、少数の人が回す資産経済が大半のお金の流れをつくっている
・ 今後は可視化された「資本」ではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想できます
・ なぜ多くの人が評価経済や信用経済に対して違和感を抱くのかというと、今話題になっている大半の仕組みが「評価」や「信用」ではなく、「注目」や「関心」にすぎないから
・ 価値主義では、提供する価値と経済的成功が密接に結びつくので、より多くの人に価値を提供しようと考えると、ビジネスは必然的に「公益性」を帯びるようになります。一方、民間組織が貧困撲滅などの政治的な目的を実現しようと思えば、寄付金や税金に頼らないビジネスとしての「持続可能性」が求められるようになってくるでしょう
・ 価値主義では新たなテクノロジーの誕生によって、内面的な価値や社会的な価値をも可視化して、それらも経済として成り立たせることで、資本主義の欠点を補完することができるようになっています
・ 誰もが自分の人生の意義や目標を持てることは当然として、それを他人に与えられる存在そのものの価値がどんどんあがっていくことになります
・ 人が感じてくれた興味や共感などが貴重な「資産」となる
・ 発展する経済システムの5つの要素
1) インセンティブ:社会的な欲望が明確に満たされる
2) リアルタイム:状況が変化することを参加者が知っている
3) 不確実性:実力と運の要素がいいバランスで混在する
4) ヒエラルキー:自分と他人の距離感や関係性をつかみやすくする
5) コミュニケーション:助け合ったり議論したりする場
・ 持続性を持たせる2つの要素
1) 寿命を意識する
2) 共同幻想を抱かせる

レビュー投稿日
2018年1月29日
読了日
2018年1月29日
本棚登録日
2018年1月29日
2
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