苦しくなるような環境。
家族、学校の友達との関係。
外からみてもわからないけど
当事者はそれぞれ葛藤や苦しさに
逃げ場が無くなって息苦しさを感じている。
読んでても3人の少女それぞれの
生き方に、おかれた立場に
苦しさを感じずにはいられませんでした。
親の影響なんて子どもがそう簡単に覆せるものではないし、
そういった環境で育ったがゆえの性格や立ち振舞いを
学校の友達に責められたってどうしようもない。
逃げ場のなさが本当に苦しいです。
そんな3人が出会って自殺(心中?)計画から
世の中へのメッセージを込めてのテロ計画へ…!
自殺願望のある3人が集まり、進む道が決まったところで
それまでの息苦しさが軽減されていきました。
テロ計画とか死ぬような計画はどうなのか、と思いますが
3人が少しずつ理解しあっていくところは良いですね。
きちんとみんなでわかりあって
生きていく未来であれば良いな、と期待のもてるラストでした。
分厚かったですが面白かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月10日
- 読了日 : 2018年5月10日
- 本棚登録日 : 2018年5月10日
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