「人間の顔は、1本の茎の上に咲き出た一瞬の花である
ーと感じるときがある。」
という一文から始まる詩人・茨木のり子さんのエッセイ集。
先日、本屋さんで手に取るまでエッセイの存在を知らなかった。
鋭い感性で見る日常。
詩からイメージする作者像は想像でしかなかったので、
等身大の茨木さんが垣間見えたようでうれしい。
韓国語を学び、旅にも出られるなど、
グローバルな視野をお持ちだったご様子。
ますます好きになった。
お亡くなりになってしまったのが
今さらながら残念です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典・詩歌
- 感想投稿日 : 2011年12月19日
- 読了日 : 2011年10月30日
- 本棚登録日 : 2011年11月3日
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