再読。
子どもに伝えたい力を
①コメント力
②段取り力
③まねる盗む力
の3つにまとめ、それこそが生きる力である、と説く。
特に共感したのは、p24「学ぶことは、他者のあこがれにあこがれること」であり、教師自身が強いあこがれを持つことが、子どもの興味関心を引き起こすという主張。
フェルメールの絵を例に出して、「一枚の絵に込められた莫大な意思と情熱と技術が、エネルギーの固まりとなって、見る者の身体に流れ込み、あこがれを引き起こす」という感覚は、私自身、指導の現場を見ていて感じるところがある。
子どもの無限の可能性を伸ばす上で、教師自身があこがれの対象となること、必要な能力を具体的な三つの力として定義することは、非常に重要であると感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2016年10月10日
- 読了日 : 2016年10月10日
- 本棚登録日 : 2016年10月10日
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