ミステリーでした~~
内容は戦時下のビルマでの殺人事件。
この人?こうだったのか~と思います。
少し印象に残ったとこを・・・
【本文より】
男が更に何かを言いかけてとき、オーマサが「黙れ」と一喝した。しゃにわに振り返ったオーマサの顔は怒りに占められていた。
「いいか、戦いというものは単純ではないのだ。鉄砲を撃ち合って勝った負けただのと言えることではないのだ。ここに暮らす我々にも、それはよくわかることではないか。子供のような勝手な資格など我々にはそもそもない。チジマスターに甘え、日本軍に甘え、あげく守られているのが、当たり前だと勘違いしている者があるなら、今すぐ家へ帰れ」
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古処誠二
- 感想投稿日 : 2018年9月1日
- 読了日 : 2018年8月29日
- 本棚登録日 : 2018年8月29日
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