A Wrinkle in Time (Wrinkle in Time Quintet)
- Square Fish (2007年5月1日発売)
本棚登録 : 61人
感想 : 7件
2014-11-22
児童向けSFの草分け的存在で、結構有名な物語らしい。アマゾンのレビューは良かったし、まもなくアニメ映画になるという話も聞いて、期待していたのだが、実はがっかりだった。
導入はまだよかったのだが、いざ旅に出かける辺りから、私の心は離れていってしまった。本当ならここからぐいぐい引き込まれるべきなんだろうけど。
主人公たちの性格も考え方ははっきりしない。
劣等生ではみ出し者だったMegが突然、学校の人気者Calvinといい仲になる。
5歳の弟Charles Wallace は天才児過ぎて、幼児らしさはまったくない。
3人の不思議なおばあさん(?)たちも結局何なんだかはっきりしないし、突然現れて無責任に消えたり、思わせぶりなことを言ったり。
父親探しの冒険も、訳わからないうちに瞬間移動(?)で父親の元へ行っちゃうし、その後、置き去りにしてしまった弟を助けに行く時も、あっけないくらい簡単。
解決の仕方も、ベタすぎて、しらけてしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2014年11月22日
- 読了日 : 2014年11月22日
- 本棚登録日 : 2014年10月11日
みんなの感想をみる