日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現

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本棚登録 : 1045
レビュー : 71
著者 :
nejidonさん 実用書   読み終わった 

どのカテに入れたら良いか迷った末に「実用書」に入れた。
装丁も中身もそれは美しく、どのページにもひとつの挿絵が必ず添えられていて、しかもそれが美しい季節の風物詩なのだ。
分類の仕方もよく考えられていて、大変読みやすくなっている。
ストーリー性はないのでパッと開いたページのどこからでも読めるが、出来れば「はじめに」を読んで「大和言葉」とはなんぞや、から入った方がよろしいかと。

その特性は「心にしみる」ことにあるという大和言葉。
ふむふむ、むべなるかな。
そして私は、それはそれは深く反省したのである。
知らない言葉は何一つないので、おそらくは高校生くらいからの若い読者を想定して作られた本なのに違いない。
それでこんなに美しく、読みやすいのだろう。
しかし、「知っている」と「日常の場面で自在に引き出せる」とは全く次元の異なる話。
私は、ただの「知っている」だけの人間。これが、とてもとても恥ずかしい。
漢語や外来語にばかりいつの間にか頼るようになっていた自分を、この本で発見してしまった。
まずは手紙やメールで大和言葉を用い、行く行くは日ごろの会話にも自然に出るようにしたいものだ。
それも「美しく話す」こと、ね。

そしてもうひとつ。
前述した『青葉の笛』のレビューに、受験科目にないからと社会科、それも歴史がなおざりにされていることを書いてみた。
その分(たぶん)英語教育あたりに力が入っているのだろうと想像する。
それ自体に反論はしないが、英語学習と同時進行で日本の古典と文化を学んでほしいものだ。
手始めに、この本の中身を英語で紹介できるようにしてみては(笑)?え?イジワルですか?

レビュー投稿日
2015年3月27日
読了日
2015年3月15日
本棚登録日
2015年3月10日
13
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