さくらんぼの性は (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

3.89
  • (19)
  • (21)
  • (26)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 175
レビュー : 13
制作 : Jeanette Winterson  岸本 佐知子 
エピスさん 海外小説   読み終わった 

過去、現在、未来、現実と幻想、歴史と寓話のあいだを揺れ動くうちに、だんだん重力を感じなくなる。恋の疫病とやらでバタバタ人が死ぬ変なエピソード、強烈な描写と表裏一体のナイーブさ、言葉の美しいけど跡を残す手触り、そのバランスに、痺れる。
割と最近、別の小説でも時間論を読んだけれど、この小説ではまた別の考察がされていたのも興味深い。付箋がたくさん立つ小説がひさしぶりだったので嬉しかった。岸本佐知子訳の影響か、ウィンターソンを読むと、バドニッツが読みたくなる。

レビュー投稿日
2013年10月20日
読了日
2013年10月18日
本棚登録日
2013年10月20日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『さくらんぼの性は (白水Uブックス―海外...』のレビューをもっとみる

『さくらんぼの性は (白水Uブックス―海外小説の誘惑)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『さくらんぼの性は (白水Uブックス―海外小説の誘惑)』にエピスさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする