そこのまる 養老孟司先生と猫の営業部長

  • 武田ランダムハウスジャパン (2010年3月18日発売)
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感想 : 14

理屈はどうでもよろしい。


現代社会に生きていて、疲れることの一つは、相手のいうことをいちいち聞かなければならないということである。他人のいうことを、おざなりに聞いているわけにいかない。だから疲れる。


ネコは自分の好き勝手にしている。それがなんともいえずいい。そう思う人が猫派なのだと思う。どういう人がそうなるのか。自分で好きにしたいけれども、浮き世の義理でなかなかそうできない。年中どこか辛抱しつつ暮らしている。そういう人であろう。そういう人は、ネコに自分を託す。


やっペリペットはかなりバカでないと、ペットにはならない。本当の家族になってしまうのである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ねこ
感想投稿日 : 2013年10月21日
読了日 : 2013年10月21日
本棚登録日 : 2013年10月21日

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