遺伝子工学の歴史を知ろうと思って読んでみました。
ノーベル賞受賞者の功績に沿って書かれてあります。
著者は、
「今は、やさしい教科書が歓迎される世の中であるが、学力、特に研究能力をつけるためには、この教科書と格闘してほしい。きっと諸君の人生がかわるはずである。」
と"はじめに"で述べています。
ノーベル賞受賞者が、どこまで分かっている状況で、どのように考え、どのような実験を行い、得られた結果をどのように解釈したかに焦点をあてて書かれてあるので、非常に難しく読むのにかなり時間がかかりました。でも、現在行っている実験の地盤がわかるような気がして面白かったです。わからないところも結局残ってしまったので、もっと基礎知識をつけて再度チャレンジしたいと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
リサーチ関係
- 感想投稿日 : 2013年6月23日
- 読了日 : 2010年6月21日
- 本棚登録日 : 2013年6月23日
みんなの感想をみる