いちごのクッキーとたんぽぽのコースターと一緒に送られてきた、3月のことり特別便。
ネズミのエマラインと実在の詩人エミリ・ディキンソンとの詩を通じた心の交流を描きます。
エマラインは最初、自分をちっぽけでつまらないものって思っていたんだけれど、
ディキンソンの詩と触れ合ううちにどんどんと考えが変わってきます。
そして彼女の最後に見せた勇気には、静かな静かな感動の涙が流れました。
自分を見失ってしまうこと、つらくてそこから抜け出せないでいるとき、
そんな時に、そして過去にそういう時を持った人にも、
明日を信じる勇気をくれる本です。
きっと、これからも、何度も何度も読み返すと思います。
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カテゴリ:
ことり文庫
- 感想投稿日 : 2008年5月27日
- 本棚登録日 : 2008年5月27日
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