貝がらと海の音 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2001年6月28日発売)
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感想 : 9
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久しぶりの庄野潤三。日々で疲れた心が凪になるような、この家族を遠くから見ているような。とても良い読書体験だった。お孫さんの七五三の姿を見て、泪が出てきた、というシーン、とても印象的。ドラマチックでも大げさでもない文体で、なぜここまで心が引き込まれていくのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2023年5月11日
読了日 : 2023年5月11日
本棚登録日 : 2023年4月23日

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