電車屋赤城

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 14
5

浪花節のナニがいけませんか? 自分は滅法
弱いし大好きです。
読み始めの数十ページにして早くも涙腺が
崩壊し始めるという非常に稀なパターンに
戸惑いながら一気読み。そして始終号泣。

仕事ってなんだろう...仕事に対してまさに今、
全くモチベーションがゼロ、不安、不信、懐疑、
弱気..最低、最悪な状態だからこそ響きまくった
この作品。単純にこういう仕事に誇りとプライドと
優しさに溢れた男になりたいんだなぁ...と。
働くって...青臭くて理想なのは承知ですが、少なくても
胸は張って生きていきたいよね。

という事を別にしても素敵な作品です。
ブルースと電車...意外と切れない関係だし、あざとい
かなと思いつつも「赤城」という男と彼を取り巻く
多くの男達の魅力にあてられっぱなしです。

昭和を生きた(弱虫でクヨクヨして、決して勝ち組
ではない)オッさんの胸のウチを貫く事必至ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内作家や〜
感想投稿日 : 2010年4月15日
読了日 : 2010年4月15日
本棚登録日 : 2010年4月15日

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