白き失踪者

著者 :
  • 講談社 (2011年1月28日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 6
2

乱歩賞受賞作家の受賞後2作目となる今作は
ミステリというよりはハードボイルド色の濃い作品。
どうしても中国人マフィアや在日、残留孤児などという
テーマが絡むと作品は重たく沈み、破滅型の哀しい
結末が予測出来てしまいますが、やはりこの作品も
ストーリーが進めば進むほど、主人公の警察官「瀧野」を
待つ破滅と余りにも哀しい結末へと引き寄せられてしまう。
このあたりの雰囲気はやはり今でも馳星周の初期作品を
彷彿としてしまうんですが...。
決してツマラなくなんてないし、読ませる力のある作品
なのですが、イマイチ...なにかが残らない...というか
色んな意味で予定調和っぽさを感じてしまった...です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内作家さ〜
感想投稿日 : 2011年3月5日
読了日 : 2011年3月5日
本棚登録日 : 2011年3月5日

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